自然が好きならサハラ砂漠は観光地として、断然おすすめのひとつです。
個人旅行でも簡単に行けるモロッコにあるサハラ砂漠ことメルズーガ。その雰囲気に魅了されて私は再び訪れました。
・砂漠に興味のある方
この記事の目次
モロッコのサハラ砂漠を個人旅行でも楽しめる5選!
1 ラクダに乗る
やっぱり砂漠と言えばラクダですよね。
彼らの通り道には、コロコロと丸くて黒い物体が落ちていることもありますが、あしからず。
サハラ砂漠ではラクダツアーは定番です。 乗ってみると意外と高さがありますが、それほど恐怖心は感じないです。
間違いなく砂漠での思い出のひとつとなるでしょう。
宿泊先で簡単に手配してくれます。
2 思いのままに歩く
広大な砂の海はまるで異世界。
遠くに見える砂の丘を登ったり駆け落ちたりと、そこは大人でも遊べる場所に変わるのです。
時間帯によっての砂の色や、風によりその表情の移り変わりも楽しめます。
小さな生き物たちを観察するのも、おもしろいかも。 しかし相手は大自然。決して無茶はしないようにしましょう。
3 砂漠の歌を聴く
普段音楽を聴いていると色々なリズムや歌詞がありますよね。
その中でも砂漠をイメージさせるような曲だったり、ズバリ「 砂漠 」という単語が入った曲もあると思います。
それらの曲を砂漠のど真ん中で聴けば、よりその曲が楽しめるだけでなく、帰国してからもその曲を聴けば、きっとサハラの思い出が甦るでしょう。
4 サンセット サンライズを見る
サハラ砂漠からのサンセットは、砂漠を超えた地平の向こうの山に太陽が落ちてゆきます。
手軽に綺麗な夕日を楽しめますので、あとはお気に入りの場所が見つかれば最高ですね。
5 満天の星を眺める レアなムーンライズも!?
夜は星空が大変綺麗です。
流れ星が頻繁に見れて、天の川や北斗七星がすぐにわかるくらいの美しさです。
しかしこの時ばかりは、月明かりがどうしても邪魔をしてしまいます。けれども暗闇の砂漠の丘から登る月は、まさに夜中の夜明け。
どんな状況も楽しみましょう!
サハラ砂漠を2度も楽しんだ私の感想
1 ラクダには一度乗れば充分でしたが、次があればまた乗りたいかも。
2 街をぶらぶら歩いて写真を撮るのが好きなので、砂漠を歩くのが1番楽しいです。
3 砂漠で音楽ですが、私はこれらの曲を聴きました。
今あいたい すぐあいたい 砂漠の真ん中で「ZERO」作詞 稲葉浩志
B'zの往年の名曲です。
砂漠と言う言葉は比喩なのでしょうが、あえて本物の砂漠で聴きます!
もうゼロになり真っ白になってしまいますね。
あのひとに会いたくなります。
焼けつく陽射しに 背中押されて 金色の風が舞う 道を歩む
最後の迷いを 砂に埋めれば 「会いたくて...」それだけを
伝えたくて
蜃気楼揺れる 彼方目指す...
「THOUSAND NIGHTS」作詞 永野椎菜
TWO-MIXの1stアルバムの収録曲で、異国情緒が漂う、初期の名曲のひとつです。
まだ学生だった頃に、海外の地に思い馳せて聴いていた曲を実際に砂漠で聴いた時は、永野氏の詞ではないですが、生きててよかった。そう感慨にふけりました。
高山みなみ嬢の作曲と美声も最高です!
Remind us what we're here for:
Creating new life
Creating rivers in the desert「Rivers in the Desert 」Lyrics Benjamin Franklin
プレイステーション用ゲームソフト「ペルソナ5」のボス戦で流れる曲です。
歌詞は直訳しても比喩的ですが、目黒大明神の作曲とLyn氏の力強い歌声も合わさり、逆境を乗り越えていく力を与えてくれるような壮大さは、まさに砂漠がよく似合います! 最高です!
4 サンセットはどこでみても美しいですが、夕日に照らされた砂漠が紅く色づくのも綺麗でした。
夜になれば空を見上げるだけで、ぼーっと過ごせてしまいます。星を撮影していた時に、月が登って行くのも楽しみました。
サハラ砂漠について
サハラとはアラビア語で砂漠を意味するので「砂漠砂漠なんだよー」と、現地でキャンプやツアーを営む仲良くなったベルベル人(アマジク人)のBihiに教わりました。
なぜサハラ砂漠がおすすめなのか?
その風景は日本では味わえない独特のものです(鳥取砂丘でも雰囲気は味わえました)。
治安や現地に行くまでの交通の便と滞在先などを考えると、モロッコのメルズーガは一番手っ取り早く砂漠を満喫出来るのではないでしょうか。
360度見渡す限りの砂の丘にたたずむと、その大自然に心が動かされるはずです。
おすすめの時期は?
わたしが砂漠へ行ったのは2月前半の2回です。
日中の気温は20℃前後で、長袖が丁度いい春の陽気といった感じです。
砂漠を半日ほど歩き回るのに、水は1リットルくらいで十分でした。
あったほうが良いものは?
- スマホ → GPSで位置を把握。
- 携帯用USBバッテリー → スマホ充電用。
- 音楽 → 思い出作り。
- ジュラバ(現地民のベルベル人が着る民族衣装)→ 砂漠とモロッコ観光をより楽しめる!
- 時期によっては、サングラスや日焼け止め。
ひとつだけ残念なこと
2019年からモロッコ政府の方針で、砂漠内でキャンプ用のテントを設置する事が出来なくなったとの事です。
それまでは見渡す限り砂という中で寝泊まりが出来たのが、2020年に行った時はキャンプ地が砂漠の入口に移動されていました。
しかし良い点もあって、温水シャワーや水洗トイレが設置されていて、自然の中でもより快適に過ごせるようになっています。
冬のシーズンに注意したいこと
メルズーガとフェスの間には標高の高い山を越えるので、積雪により通行止めになることもあるので、お気をつけ下さい。
私も1月後半にフェスからメルズーガに行く際に、予約したバスが当日に運休と言われ、チェックアウトした宿に戻ったり、電話で翌日のキャンプのキャンセルをしたりで面倒だった経験があります。
サハラ砂漠の写真
文章だけでは伝わらない部分もあるので、こちらをご覧下さい。
ー準備中ー
イメージはつかめましたでしょうか? 実際に訪れると楽しいですよ!
下記は素晴らしいガイドツアーのBihiことIbrahimのいる旅行代理店です。
彼と出会ったので再びサハラに訪れたと言っても過言ではありません。
さいごに
モロッコには見所満載の都市がいくつもあるので、サハラ砂漠はそれらのひとつとして訪れると思います。
個人的にはヨーロッパ周遊の一部に組み込むのもいいと思います。船や格安航空を利用して色々な場所とアクセス出来ます。
遠い地ですが治安もそれほど悪くないので、海外旅行の候補地にして頂けたらと思います。
ぜひサハラとモロッコをお楽しみ下さい!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。